鹿児島県の取っ手付き「白竹」弁当かご2段式です。
「白竹」とは青い真竹を天日干しし、
または煮沸などの熱処理にて竹の油と色を抜いたものを指します。
鹿児島県の竹細工に主に使用されるのが「孟宗竹」という太く肉厚な硬い竹です。
その為細いひごにしたり、曲げたりという細工するのに大変労力がかかります。
こちらの弁当かごは火を使い直角に近い角度に曲げています。
取っ手付きで持ち運びが可能、持ち手は可動式なので使い用途の幅が広がります。
こちらのような四角い籠のことを「角物」と言い、
九州地方では昔、子供の弁当籠として使用されていました。
美しい「ひしぎ編み」に真鍮製の釘、
細部にまで作り手の方のこだわりや技術が感じられます。
身籠と蓋の籠がぴたっと収まる動作は本当に気持ちがいいです。

《竹弁当箱 ご使用に関して》
食品は直接そのまま入れてご使用いただけます。
気になる方はワックスペーパーやクッキングシートなど敷いてご使用ください。
水気のあるおかずは漏れる可能性がございますので、
なるべくお控えいただくか、別途小さ目タッパーをご使用されるなどで対策下さい。
ご使用後はたわし・スポンジなどで優しく水洗い、その後よく乾燥させてください。
油汚れがある場合、少量の洗剤使用OKです。その際はよく水ですすいで下さい。
油汚れがなければ水洗いのみでも大丈夫です。
多少の汚れであれば固くしぼった布巾などで拭き取るだけでも大丈夫です。
いずれもよく乾燥させるのは必須です。
(※食洗器のご使用はお控えください。)
弁当箱としてご使用いただくほか、
蓋付なので道具箱や収納箱としてご使用いただいても良いかと思います。
裁縫道具やキッチン用品、布巾、お茶セットなど暮らしに合わせてご活用ください。