奈良の工芸「かや織」は奈良時代より前に伝わった
「風は通すが蚊は通さない」という蚊帳(かや)に使われる目の粗い薄織物です。
綿のやか織を5枚重ねで縫い合わせたふきんは、使うほどにやわらかくなり
吸水性に優れ丈夫で長く使うことができます。
器ふきや台ふき、おてふきなど、台所周りのさまざまなシーンで活躍します。
一つ一つ個包装されているので、ちょっとしたご挨拶や配りものにおすすめです。
来年の干支辰のワンポイント刺繡が可愛い
《和菓子 冬》
花弁餅や椿の練り切りなど、冬に楽しまれる和菓子を散りばめ、
かや織ふきんに仕上げました。
《雪花》
ちらちらと雪の降る冬の情景を描いた「かや織ふきん」。
雪華とは降る雪を花にみたてていう語で、
実際に雪を顕微鏡で見ると花のように愛らしいかたちをしています。
《巳》
全国各地の郷土玩具から着想した干支のモチーフと、
縁起物である松竹梅を散りばめたかや織ふきん。
五穀豊穣や金運上昇を象徴する巳。脱皮を繰り返すヘビは再生を連想させることから、
使ったお金が戻ってくるとして「金運上昇」の縁起物とされています。
さらに「巳」の音から「身(巳)を守る」「実(巳)を結ぶ」などの
願いが込められることもあります。